ガンをはじめ難病に効くスギナ
珪酸が難病を治す力
 早春、土の中からひょっこり顔を出すツクシたち、ハカマを取って煮付けをしたり、玉子とじをにして食べると、ほろ苦くておいしい春の味で、胃・腸・肝臓によく毒下しをしてくれます。
 さて、あとから出てくるつくしの親、緑色のスギナは驚くほどの繁殖力であたり一面に広がりますが、このエネルギーが人間の弱った体をいやしてくれるのです。
 その、スギナを煎じて飲むだけで、多くの病気に効き目があるのです。ガンや糖尿病・腎臓炎・結石・カリエス・肝臓病・胆のう炎といった難病にも驚くべき効果ががあります。
 スギナには3〜16%もの珪酸が含まれています。この珪酸と他に含まれている未知の成分とが多くの難病を治す力となっているようです。
 昔から民間療法で、血止めや腎臓・膀胱の病気に使われてきたスギナでずが、現代のヨーロッパでもこのスギナのかけがえのない効果が発見されています。
 ドイツの自然療法医ナイプ神父は、スギナが出血・膀胱・腎臓結石・カリエス・さらにガン性肉腫・リウマチに卓越した効果があることを報告し、スギナはこれを洗い流し、溶かし、また痛んだところを取り除く作用をするともいっています。
 もちろん、飲む以外にも温めて布にくるみ患部に湿布しても良いのです。

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以下、薬効・用法については「東城百合子著・薬草の自然療法」より抜粋