みなみ総合スポーツクラブ

会長挨拶

広報誌より


■岡屋 栄六


■みなみ総合スポーツクラブ設立にあたって
 若葉の鮮やかな季節となり、地区の皆様にはますます御清栄のこととお喜び申し上げます。昨年より南体育協会、交流センターを中心に設立準備をしてきましたところ、地域の皆様のご理解とご協力のもとに設立を迎えることに相成りました。
 近年、健康の保持増進や体力向上に関心が高まり、スポーツに対するニーズが多様化、高度化する中、身近な地域で誰もが生涯にわたってスポーツに親しむことのできる生涯スポーツ社会の実現が強く求められています。とりわけ、生活環境の変化に伴う外遊びや生活習慣、食習慣の乱れが指摘され体力水準の低下が叫ばれる子どもたちに、多様な身体活動ができる豊かなスポーツ環境を提供することが大変重要になっています。さて、平成十八年度の内閣府の体力、スポーツに関する世論調査の「地域スポーツ振興への期待」の結果をみますと、「高齢者の生きがいづくり」「地域コミュニティの形成、活性化」「親子や家族の交流」子どもの体力づくり」が上位となっています。特に「子どもの体力づくり」が喫緊の課題であり、改正された国のスポーツ振興計画に掲げられたスポーツを通じて、子どもの体力低下に歯止めをかける施策であります。今後この施策を進めていくためにも「みなみ総合型スポーツクラブ」が重要な役割を担っていきます。
 先日安来市民体育館で行なわれた体力テストの結果を見ますと、みなみ校区の子供たちは、全国平均測定結果に比べて劣っているとは思いません。一部の子供はすばらしい体力があり、私達スポーツクラブがサポートしていきたいと考えております。
 恵まれた自然環境のもと、青少年の健全育成や世代間交流を推進し「誰もが、いつでも、どこでも、いつまでも」を合言葉に楽しく、健康な生涯スポーツを愛されるクラブ作りを目指して行きたいと思っています。
 最後にクラブ結成にご尽力をたまわりました関係の皆様に深く感謝申し上げますとともに、皆様の健康とご活躍をお祈りして挨拶とさせていただきます。